こんにちは。
大虎工房です。

虹のユグドラシルのシナリオ紹介、第4回です。
今回は第4階層から第6階層、長い星の歴史の中で遂に生命が誕生します。

<アーカイブ>

⇒第1回
⇒第2回
⇒第3回

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<登場人物>

・ウェルト

記憶を失っている 主人公の少女
滅びたこの世界に何が起こったのか
その記憶を解放する為 ユグドラシルを登っていく

・ノルン

世界樹虹のユグドラシルの自称女神
ウェルトを虹のユグドラシルの上層へと導く

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<第4階層:大海原>

―フロア1―

ノルン:ふっふっふーー!おあつらえ向きに今度は青のフロアだねー。
ウェルト:えぇ、青には緑。まかせておいて、もうバッチリよ!

―フロア2―

ノルン:この階層にも新らしいバグがいるみたいだね。
ウェルト:ええ、そうみたい。攻撃以外の事をやられた気がするわ。
ノルン:あれは“嫉妬の罪レヴィアタン”。青の階層に発生しているバグみたいだ。
ノルン:ウェルトの攻撃力を下げたり、割合ダメージを与えてくる特殊な行動があるね。
ウェルト:嫉妬っていうだけあって、何かやり方がいやらしいわね……。

―最終フロア―

ノルン:さてさて。太陽、大地ときて、次は何かな?
ノルン:ボクは「空」に1票かなー!
ウェルト:私は「海」に1票ね。

“見渡す限りの大海原は母体となり――誕生の時を待っている。”

ウェルト:はい、私の勝ち。
ノルン:むぐぐぐ。たまたまだ、たまたまー。
ウェルト:負け惜しみでしょー。たまたまなんかじゃないよ。
ウェルト:歴史の流れ的に考えて、そろそろ海で生命が誕生するころ。
ウェルト:加えてこの階層は青が濃かったわけだから、だいたい予想はつくわよ。
ノルン:ウェルトってもしかして――。
ウェルト:な、何よ?
ノルン:勉強ばっかしてて、友達いなかった人!?
ウェルト:別に普通でしょこのくらい!友達だっていたわよ!
ウェルト:――っ!え……今何か……。
ノルン:ほんとーかなー。まぁそれはともかく。これで4層も突破だ! この調子でいこうー!
ウェルト:え、ええ。

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<第5階層:生命の誕生>

―フロア1―

ノルン:そうだウェルト!心器や記憶のカケラの合成は有効活用してるかい?
ウェルト:えっと……。私、またそれ聞いてないやつだと思うけど?
ノルン:あれ? そうだっけ? ま、まぁ――そもそも合成は特殊な条件があるからね。
ウェルト:特殊な、条件?
ノルン:そう、合成は同じ心器や記憶のカケラ同士じゃないとできない。
ノルン:あとは“夢結晶”という感情が結晶化した特殊なアイテムが必要なんだ。
ノルン:条件は厳しいけど、合成を行うと心器や記憶のカケラの能力が上がるのさ!
ノルン:具体的に言うと、色の力が強化される!
ノルン:君の育て方次第で、心器や記憶のカケラも様々な色に変化するんだ!
ノルン:うまく活用して、各層の攻略に役立てていこう!

チュートリアル:合成に関して
チュートリアル:ホーム画面のCUSTOMタブから心器と記憶のカケラの強化を行えます。
チュートリアル:心器と記憶のカケラは同じ種類であれば合成強化することができます。
チュートリアル:強化合成には一定量の夢結晶を使用します。使用する個数は元素材のRGB値に依存します。
チュートリアル:合成を行うと、RGB値が強化されます。強化される値は合成素材のRGB値に依存します。
チュートリアル:合成によって、あなただけの心器や記憶のカケラを創りだしましょう!

―フロア2―

ノルン:また、新たなバグが発見できたみたいだね。
ノルン:今回のは“怠惰の罪ベルフェゴール”。こいつも青の階層に発生しているみたいだ。
ノルン:ウェルトの行動速度を下げたり、無理矢理ワープさせたりするみたいだ。
ウェルト:なんだかあいつムカつくわ……。
ウェルト:それはそうとノルン。記憶の方はどうなの?
ノルン:5つのバグを解析したからね。かなり戻ってきたよ!
ノルン:この調子であと――。
ウェルト:あと2種類、よね?
ノルン:さ、さすがウェルト、気づいていたのかい?
ウェルト:まぁ、さすがにね。
ウェルト:人の罪をモチーフにしたこのバグとやらは、7つの大罪を表しているのよね?
ウェルト:つまり、残るは2つってこと。
ノルン:せっかく新しい情報を思い出したのに、全部ウェルトにしゃべられた……。
ノルン:ウェルトの言う通り、残るは2つ。傲慢と憤怒の罪さ。
ノルン:ボクの記憶を復活させるため!張り切っていこう!
ウェルト:メインの目的は世界の記憶を取り戻す事よ。忘れてないでしょうね……。

―フロア5―

ノルン:――ウェルト!このフロア、どこか雰囲気が違う……。
ノルン:S級の巨大バグが発生しているかもしれない……!気をつけて……!
ウェルト:ノルンが逃げたっていう……あれね!
ノルン:う……嫌な思い出が……。
ノルン:前も言ったけど、巨大バグが発生しているフロアはそいつを倒さないと出口のゲートが出現しない。
ノルン:その時は、ボクが近くの敵まで誘導するから敵の撃破はまかせたよ、ウェルト。
ウェルト:ノルンがピカピカ光ってたのは……なるほど。何気に誘導してくれてたのね。
ノルン:あと、出口を発見した時もボクが誘導するよ。ボクの光り方をよく見ておいてね。

―最終フロア―

“母なる海から長い時を経て――遂に生命が誕生した。”

ノルン:前の階層でウェルトが生命の事とか言ってたけど本当に生命誕生の記憶だったよ!
ウェルト:まぁ、これは本当にたまたまだけど……。
ノルン:またまたーご謙遜をー!
ウェルト:いや、そもそも何の記憶が封印されているかを予想するのが私たちの目的じゃないし……。

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<第6階層:生命の進化>

―フロア2―

ノルン:うーん、さすがに新しいバグは発見できないかー。
ウェルト:今まで毎回見つかってた事が特別だったのかも。
ノルン:徐々に戻ってきているボクの記憶では、ユグドラシルはまだまだ階層がありそうだ。
ノルン:傲慢と憤怒の罪が発生しているのは、もっと高層なのかもしれないね。
ウェルト:まぁ、地道に行くしかないわね。
ウェルト:どちらにしろ世界の記憶を開放していくのが、私たちの目的なわけだしね。
ノルン:そ、そうだった……。
ウェルト:ノルン、あなた……。

―最終フロア―

“生命は単から多へ――様々な形へと進化した。”

ウェルト:生命の進化、か。
ノルン:進化っていうのはポジティブな言葉だと思うけど、なんだか複雑だよね。
ウェルト:うん。今のこの世界を見てしまうと……ね。
ノルン:でも記憶のカケラの効果自体はポジティブみたい。安定してウェルトを強化してくれるね。
ノルン:強化や弱体の効果にも色によって変化するから組み合わせを気にしてみるといいよ。
ノルン:赤の強化の場合は赤の心器と相性が良いって事ね。
ウェルト:記憶が少しずつ戻ってきているからなのか、ノルンの戦闘の情報も進化してきてるわね……。

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いかがだったでしょうか。
彼女たちの旅も軌道に乗り、より打ち解けてきた様子が見て取れるかと思います。
ノルンのポンコツ女神っぷりにも磨きがかかってきていますね。

次回からウェルトたちは一気に階層を上がっていきます。
10層までのシナリオをご紹介しますのでお楽しみに。

それでは!